晴れたり沼ったり

へんなものに沼ることがあります。

桂山(上野原)

ラーメンブームの最初の頃から有名なお店(桂山)だが初めて行けた。

店内写真撮影禁止だし、黙食とかも書いてあるので愛想の良さそうなご主人と奥様だったが、初めてなので写真とってもいいですか?とお願いしにくくてラーメン写真はない。お願いすればOKらしいので、上記のリンクに写真は一杯あるのでイメージはそちらで見てほしい。日曜13時位で5人待ち、回転はかなり遅い。店内でもだれも食べてないようなタイミングがあるくらい。

ラーメン600円、ワンタンメン800円、チャーシューメン800円、ワンタンチャーシューメン1000円と昔よりは値上がりしてはいるようだが昨今のラーメン価格を考えるとリーズナブルすぎる価格。

20年位前の石神本にも記述があって長年の宿題店だったのだが行けてなかった。

 

スープは透明豚骨で醤油色の濃いもの。豚の風味はしっかりあるのと、旭川並にラードがのっているので旨味と醤油の濃さはいい感じにバランスしている。こぼれそうな位入っているしラードもあるし、盛りつけも丁寧すぎる位なのでカウンターに置いてくれた丼は熱すぎて軟弱な私にはどうにも扱いかねた。テーブルを拭くタオルで挟んでカウンタートップからおろそうかと思っていると女将さんが代わりにおろしてくれた。大将も女将さんも毎日あれを持っているから平気なのかなあ。すごい。

 

麺は残念ながらかなり柔めだが青竹打ちと思われる佐野、喜多方、磐梯に似たようなタイプで好きなタイプ。盛り付けにもかなり時間をかけているので食べるときから麺に醤油色がしっかりついている。たぶんご主人が手打ちされているんだと思うけれど詳細不明。

 

私はワンタンメンをお願いしたので具としてはワンタン、やや古典的なチャーシュー、しゃっきりもやし、小さいけど上質な香りを放つノリ、濃いめの味付けのメンマ、ネギがのっている。ワンタンは作りおきでなくてオーダがあってから女将さんが包んで茹でている。具はかなり大きめで直径3cm厚み1cm位の円盤型、これで200円は安い。

麺がやわいだけにシャキシャキもやしがちょっと異彩をはなっていた。

 

 

外観はこのような感じ。駐車場は店の奥に3,4台、店の斜め向かいの駐車場に3台程度ある。

 

満足度:8