晴れたり沼ったり

へんなものに沼ることがあります。

真そば 尾崎庵

青梅街道上石神井付近でなかなか目立つ蕎麦屋なので気にはなってたのだが大きなお店には美味しいお店はないというセオリーに基づき今日の今日まで行ってなかった。某社の車のリコールで時間が2時間余ってしまって散步ついでに歩いて行ったお店に刀削麺があるはずなのにメニューから無くなってるっぽいので退店してこちらに.....

11:20分位だったがほぼ満席、近所の住人や近所の会社の人とかが多いみたいで胃袋を満たそう系の感じがあった。一人だけ常連の昼飲みの人も居た。

二八じゃなくて外二であることをやたら強調してて実質9割だとか言ってる(8.33のどこが9?)のにコストダウンのために機械打ちですとか言ってる。もりが1000円なので、コストダウンって感じって感じもしないけれど。出てるのはそばと丼のセットものが多かった。まあ手打ちじゃあの量は出せないし、あの客数はさばけないのは事実。

頼んだのはおろしそば(野菜天付き)1600円。天せいろ2200と迷ったが野菜天が食いたい雰囲気だったのでこちらに。

麺のアップはこんな感じ。

見た目は好きなタイプに似てるけどたしかに麺の幅は均一。
そばの甘み旨味はまあまああるのだけど、なぜか香りがほとんど感じられない。コロナにか掛かったかな?と思うほど。挽きたてであることも謳ってて店頭に石臼あるけど、この量はあの石臼一つでは挽ききれないと思うのでお店の奥に製粉機もあるのかな?

量はすごく多くて麺も長いので手繰っても手繰っても麺が絡まって繋がってて讃岐うどんのざるを食べるときのような入れ方をしないと食べられない。

量はほんとに多くて量が少なくて有名なお店の5倍はあるんではないかと。天ぷら付きをくってるので自業自得だけど夕方になっても腹が減った感じ皆無だった。

 

野菜天は衣サクサクかつ野菜の甘み旨味がよく出ててこっちは好感。紫蘇、エリンギ、さつまいも、人参、なすだったかな?
そばつゆは東京スタンダードに近いが辛すぎないので上記のようにどっぷりつけてしまっても辛すぎるということはない。

 

蕎麦湯は茹で湯だけじゃなくてそば粉を入れて出したような濃ゆいタイプでこちらも好き。

 

うまい蕎麦屋の推薦リストに入れるのは無理だけど徒歩10分位のとこにあったらたまには行くかも?あ、そばにもうちょっと香りがあったら20分位のとこにあってもたまに行くぞ。でも自転車で武蔵関の「にはち」か練馬の野中に行くのが正解だろうなあ。
そば粉はちなみに摩周(弟子屈)産らしい。

 

満足度: 4