今回の3つめのミッションは
「いままで乗ったことのない函館-大間航路に乗ってみよう」
というもの。
敦賀、舞鶴からというのはさすがに実行する気はないが、大間-函館は一度くらいはと思っていたし、紹介ページに「ノスタルジックな海の道」とか書いてあるのでついつい。
時間が短い割に高いし、ガソリン代も馬鹿にならないので理性としては選ばないルートではあるが。
あと、短いし1日2本なので、予め予約しなくてふらりと帰りたくなったら帰るというのも出来るかなと思って帰路は予約なしで放置していた。
大沼まで来て、「さて明日の便を予約しよう」と思ったらネット予約は2日前までで予約出来ない。電話での予約先も探しても書いてない。しょうがないので利用予定日にターミナルに行ってみると、にべもなく「出港2時間前にキャンセル待ち受付します。いまは受けられません」とか言うではないか。なんちゅうシステムだ。
しょうがないので2時間ちょっと前にまた来ることにしたので狙っていた温泉に行く暇は無くなってしまった。
仕方無しに、函館で爪コブ(おぼろ昆布の削り残しの部分で水で一晩戻さなくても結構いいダシが出るので便利)を探してみるが当てにしていた梶原昆布店では「実演販売しないとあれはない。」とのこと。実演販売時以外は機械削りっぽいってこと?
他に2件ほど有望そうなところがあったので行ってみたのだけど祝日なので営業してない。うーむ。ということで前編で書いた立待岬に行ってみることになった。
2時間ちょっと前に戻ってみるともう結構行列してる。しかし予約済みでチケットを受けるだけの人も結構いたので、キャンセル待ちとしては3番をゲット。
しかしキャンセル待ちなのに支払いはこの時点でというのもちょっとヘン。
申込みが終わったら1時間後まではに所定の位置に車を移動させてくださいというのでやはり温泉に行く暇はない。しょうがないので最後のモダ石油でガソリン補給。
列について待っていると全部で5台ほどのキャンセル待ち車が居た。
予約車の全部の車を載せ終えてないのに時々キャンセル待ちの列から誘導される。軽だったのでまあそういうこともあるさと思っていたけど、受付時の話ではこの番号順に探して乗せますよと言っていた。また可能になったら携帯に電話しますからと言われたのに電話連絡も来なかった。
そんなこんなで駐車場に残っているのは私の車だけ。番号順というのはどうなってるのだ。
実際はこんな感じで最後尾は最後尾だけどまだまだ余裕を持って予約を締め切っているか余裕があっても何でもかんでも2日前に締め切ってしまうかというところだろう。
ということで函館-大間便を使うときは3日前までにしっかり予約することを強くおすすめ。時間が無駄すぎる。酔狂するぎるミッションだった。
乗船して出港するとナッチャンworldがよく見えた。かって函館青森間の高速船として就航していたこともあるらしいウォータージェット推進の双胴船だ。かっこいい。
いまはイベント時などに貸出運用するらしい。うむ。乗ってみたいものだ。
なお他の航路だと係留が完了しないと車への乗り込みをさせない運用になってるけどここは着岸前にさっさと戻ってくださいとかいう運用方法だった。着岸から出港まで時間があんまりないのでまあそうかなあ。安全基準で制限されてたような気もするけどどこまでを航海中とするかの解釈に弾力的な運用が出来るような余地があるのかもしれない。
あとは、青森-室蘭、八戸-苫小牧、秋田-苫小牧東は乗ったことがない。
苫小牧東-秋田は "19:30発→翌日07:35着" なんで効率的にはいいかなあ。逆パタンは使いにくい。
室蘭は 室蘭発2000->0300 or 青森発0900->1545 なので若干使いにくいかなあ。青森で前泊すればいいのか。
八戸-苫小牧は1日4便もあるし、夜行便みたいな時間帯もあるので使いやすい。これは来年ためしてみよう。