晴れたり沼ったり

へんなものに沼ることがあります。

北海道キャンピングガイド vs 北海道キャンプ場ガイド

少なくとも今年は出ない(もしかしたら廃刊)ので比較してもしょうがないが今年用に亜璃西社のを買ってみたのでちょっと比べてみた。

北海道キャンピングガイド by RISE (2023)(株式会社ギミック) 左 以下R社

北海道キャンプ場ガイド 亜璃西社 24-25 右 以下A社

・同じ年のは持ってないので正確には比べられないが掲載キャンプ場数はほぼ同一。オンネトー野営場はR社に載ってるが、A社には載ってないと思ったら団体のみ利用可能になっていたからA社が正しいか。R社も2024が出たら修正していたかもしれない。

・サイズはR社のほうが小さくてちょっと厚い。携行には便利かもしれない。

ツーリングマップルも持って行くのが習わしになっているがツーリングマップルとR社とほぼ同サイズなので小さくないほうがまとまりはいいかもしれない。

 

以下記述内容についてほぼ同じところは比較項目からはずしてある。

 

  R A コメント
日帰り入浴クーポン券  

使ったことなかったが使えるとこ結構あった。もったいなかった。

温泉情報ページにはpHも書いてあったりして結構詳しいし参考にはなるが、塩素消毒してるかどうかは書いてない。

コラム的記事 R社にかって存在したシイタケ兄ちゃん情報が懐かしい。
地方の町の中心部マップ(買物用)   まあ、スマホマップあれば要らないけど。スマホ無い頃はコレを見て最終買い出しをしていた。
Route   1ページサイトの場合は行き方を文字で記述。いらない。
MAP 今どきスマホとかで行くだろうけどR社のはそれで行けないこともないレベルまでは書いてある。
場内MAP A社のほうがわかりやすいこともあるが、24-25なのに最新情報が反映されてないケースもある。それとも昨年私が行った後にエリアが縮小されたのか?
ゴミ処理情報 A社も大体はどこかに書いてあるが記述場所がバラバラ。R社のようにちゃんと小見出しを作って書いて欲しい。瓶、缶、プラ類はいいけど、生ゴミだけは引き取ってもらえないところはキャンプツアーだと往生する。
ヘッドラインのキャッチコピー   例えば「一度訪れるとクセになる。北欧チックな風景と星空は圧巻!」とか書いてあるともう文章説明は要らないのではと思うケースあり。同じキャンプ場のA社のは全然魅力が伝わってこない。*1
特徴記述(文) R社のはここだけの話に少し書いてあったり写真の説明に魅力が書いてある。
R社のキャッチコピーだけでも凝縮されていて結構伝わるが文になっているほうが確かにベター。
ここだけの話   実際に読者からのコメントが入っていて参考になる
アイコン情報 Aにもあるけど少なめ
ロケーション度などの特徴   ランキングとしてでなく特徴を見るためにはあったら嬉しい
温泉情報 A社のほうが入る価値がある温泉が書いてあることが多い。R社のは泉質関係なくとにかく最寄りが書いてある。*2
料金 細かいサイト別料金が書いてないことがある
キャンプサイト   例えば傾斜のある草地とか書いてある。
就寝時の音   例えば「哲学的なヒツジの鳴き声」とか「忘れた頃にやってくる列車の音」とか書いてあって参考になるし楽しい
焚き火情報 A社はアイコンのみ
P車中泊/キャンピングカー    

 

*1は朱鞠内湖の例。A社が勝ってる場合もある。私の好きなところの一つ来止臥(きとうし)では R社:圧巻の太平洋、ひたすら海と対峙したければここ!」が秀逸なキャッチコピーで就寝時の音に「遥か眼下から届く波の音」とある。これでもさすが!と思うが、A社では「断崖上の風と潮騒の野営場: はるばる遠くへ来たもんだという気分にさせてくれる、断崖絶壁の上の施設。太平洋の潮風と波の音に包まれて、孤独な時間を過ごせるのが魅力だ」とあり、私がここに惹かれる理由はA社のほうがちゃんと書いてある。私みたいな来止臥好きがいるだけかもしれない:-)

もう一つ好きな無料で泊まれる岩尾内白樺だと、R社は「バンガロー以外は無料。車の乗り入れもOKの湖畔キャンプ地」で、ここだけの話には投稿で「森、星空、湖。このロケーションで無料!!初めて連泊しました。」とかあって魅力が伝わってくる。対してA社はなぜか扱いも半ページとあっさり。

 

*2: 例えば RECAMP摩周だとR社は泉の湯まで1.7km。ペンションびらおまで2.0km。

泉の湯は以前入ったときにはプール級の塩素風呂で二度と入らないと誓ったがびらおはヌルスベ系のいい湯で小さいけど露天もあって塩素とは無縁。どう考えてもここだよな。昔はキャンプ場から歩いて降りられる場所の付近に亀の湯という温泉先頭があったのだが今は営業してない。建物は残ってるので誰かやってくれるといいんだけど。

 

R社のロケーション度とキャンパー利用度は大いに参考にしててロケーション度>キャンパー利用度のところは比較的趣味に合ってるので選ぶ際に優先度あげてたりしたのでこの本がなくなるのは残念至極だが、ないものはしょうがない。

以後は亜璃西社の説明文をちゃんと読んで選ぶしか無い。あとR社のにはアイコンにクママークがあってトップシーズン以外に行くときにはこれも大いに参考にしていたのだが、これも無いものはしょうがない。予約時にクマの目撃情報ありますか?とか聞くんだろうなあ。

あと、エリア分けがR社のは独自だったのだけどいい感じに分割されていて慣れていた。A社のは旧支庁区分になっている。移動や観光エリア的には支庁は関係ないので(慣れもあるだろうけど)R社の独自方式のほうがいいような気がするけど、ま、これも慣れればまあなんとかなるでしょう。