晴れたり沼ったり

へんなものに沼ることがあります。

余った raspi3Bにfreebsd14

昔はノートPCが余ったらfreebsdを入れてたのだが最近 ubuntu が便利すぎて、freebsdを全然使ってなかったのだけど、raspberry pi にも freebsd 14が入るのがわかったのでいろいろトライ中。

 

昔と使い方が変わってるというのもあるのだけど、はっきり言ってブランク長すぎて忘れ果てていて初歩から再習得に近いありさま。

 

昨日超沼ったのが 自宅ファイルサーバがsmbmount出来ない事件

 

普通にmountしようとしたら protocol error

マニュアル読むと、SMBv1しかサポートしてないらしい。

自宅ファイルサーバとはいえSMBv1は流石に許容できん。

で、マニュアルには ports にある sambaならSMBv2以降も対応してるよ~と書いてあるので、そういえばports便利だったな~とか思い出し ports をインストール

pkg install -y git
git clone https://git.freebsd.org/ports.git /usr/ports

で出来たがやったらめったら遅い。まあこれは昔CDからfreebsdを入れてたときはports入れますか?というチョイスがインストーラにあったのでそこで入れたけどここがめっちゃ遅かったも思い出した。

 

samba サーバはいらないんだけどsmbclientだけ無いかなと探そうと思って /usr/portsで make search name=xxxx とかやったら index ないよ~ make index でindex作ってね~と言ってきたらのでやってみたら遅いは重いは...
調べるのはやめにして net/samba4.19 に決め打ちして make し始めたら依存関係がありすぎ、半日経っても終わらない。一晩かかるかも? 大沼...

ここで

そういえば BSD系なんだから NFS 使えよ~ということに思い当たった。

ファイルサーバは synology なのでサービス追加は簡単だ。

 

で、手動マウントで試してみたが繋がらない。

mount -t nfs -o nfsv3 192.168.0.xxx:/nfs /mnt

pemission denied とか言ってくる。アドレスさえexport相当のコマンドで権限設定してあれば問題ないはずだったけどなんでや~とまた沼にはまり...

そこそこはまった挙げ句、

synology側の設定を見直したら したのほうに

マウントパス : /volume1/nfs

って書いてあった。sambaだとこの /volume1 は無しなので勝手に誤解してたのが原因だった。わざわざ書いてあるくらいなので間違えてサポートに連絡する人多数なのかも?だったらもっと大きいフォントで書いてくれ~

なので、

mount -t nfs -o nfsv3 192.168.0.xxx:/volume1/nfs /mnt

で、うまくいった。

 

GUIなしなら raspi3Bでまあまあ快適に動くってことは、zero2でも動くかな?メモリ512Mbはきついかな。

そのうちヒマなときにやってみるかな。

と、思ったが、 raspiのチップのWiFifreebsdではサポートしていないらしく有線でしか使えない --> zero系に入れても使い物にはならないということが判明。

raspi 3B もWiFiないと面倒なのでどうしようかなあ。

 

追記: あるportsをmake中にフリーズして(たぶん熱かな) なぜかボードごとお亡くなりになりました。電源チップのところがめっちゃ熱くなるのでどっかのLSIが熱暴走かラッチアップで壊れたらしい。純正OSとかubuntuだとサーマルスロットリングをするのだけど、Freebsdのraspi版はそれが組み込まれないのかなあ。危険すぎる。

raspiOSでbootするとレインボーが出たあたりで電圧がたりないよーといって無限ループに陥っている。そもそも余ってた3Bだから壊れてもそれほど悔いはないものの、もったいないといえばもったいない。とりあえず、raspiにfreebsd入れるのは当面ご法度にしとこ。