20年前に行った時もおばちゃんおじちゃんだったからいつまでもお店やってくれるものでもないというのは昨今なつかしいお店が閉店という情報を入手するたびに思うお店の一つだった。こっちもいつまでもラーメン食ってられるかわからんから新しい美味しいお店も食べに行きたいけど閉店しちゃって後悔するお店もチョイス対象にしてかないとね。
いってみたらまだまだお元気そう。「中身はボロボロだけどね～」とおばちゃんいってたけどまだ夫婦で息のあったオペレーションしてていい感じ。もう旭川ラーメンは業界的にオワコン扱いされてるので満席になったりすることはなさそうだけど、常連さんはそこそこ来てるみたい。
旭川でも塩派の私なので以前に10回位来てた時もそうだったように塩にしようかなと思ったけど今回は王道の旭川醤油。臭いくらいの力強い豚骨に焦がしたようなたっぷりラードに濃いめの醤油。いいねえ。ここは天金系なので魚介なし。たぶん藤原と思われる縮れ麺も硬めでお願いしたけどこれまたいい。この縮れ感と噛んだ時のプチプチゴワゴワ感がたまらない。めんまや若干ぱさぱさ系のチャーシューはこのスープと麺の前では脇役。
スープ的には天金系より加藤系の魚もたくさん入ってる方がより好みだが入れなくてもこれだけ美味しければ文句はない。魚も入ってる系ではやっぱり加藤直系のところが好きで高円寺と神田に旭龍があったときが一番楽しかった。
今年北海道にいったら天金と加藤系にも又行こうかなあ。
おばちゃんに「おいしかった。元気でまだまだやってくださいね」と行ったら「また来てね～」と返されました。2年に一回位はまた行きますか。都内にこの系統のお店があればいいんだけど。
満足度:8
