白河ラーメンのお店でやたべ系と言われるお店の一つらしいアサガキタ*1へ行った。都内のやたべ系は初だとか。
麺はこんな感じでバッチリスイートスポット!言うこと無いね。特S級の麺。
うまいなあ。この手の麺は大好きだが白河のスタンダードより若干太め硬めなのかな*2。麺フェチとしては盛り付けをもう少し大雑把にやってもいいから早めに出して!と思わないでもないのだが、ゆっくりやることによって麺にスープとタレが染み込んでるのかもしれない。
スープは鶏の旨味がぎっしり詰まったタイプでさすが。ちょっと強く炊きすぎるのか少し濁ってるが雑味というより旨味になっているような感じで私的にはむしろ好み。
チャーシューは二種類入っていて一つはとら食堂と同じような炭火焼のチャーシュー。
ほうれん草ではなくて青梗菜、めんまはなんかの写真では穂先メンマだったが今回のに入っていたのは太めのものを短くきったやつ。味はしみてて美味しかった。トッピングのメンマだと穂先メンマかもしれない。
白河なのでワンタン麺にしたのだが、白河系では実(具)はちょっぴりなタイプだが実を食べるというよりふわふなスープがしみたわんたんの皮を食べるものなので文句はないが若干高めかな(200円)。
メニューはこんな感じ。若干高めかもしれないけど、麺から全部手作業だし、スープもタレも手抜きなしっぽいので高くてもしょうがないだろう。
麺がうますぎるので夏季限定でいいので「ざる中華」もやってほしいところなのだが、厨房が狭くて洗い物をしてると麺を冷やせないので難しいだろうなあ。
具なしの素ラーメンとかあってもいいかなと思うくらい麺とスープの完成度は高い。
入口はこんな感じ。のれんはやたべから贈られている。
満足度: 9
*1: 店名はちょっとだけお茶目。ちなみにこのお店の隣にある立ち飲み屋の名前は「阿佐立ち」これはちょっとお茶目過ぎるだろう。
*2:
これがやたべ系の実力だということなら、すこし白河方面でやたべ系を追加調査せねば!
やたべ系の特徴はもう一つあって早めに行くと肉が付いたダシガラの鶏ガラをサービスで出してくれるという。鶏肉そのものは私的にはあんまり好きじゃないから私的にはこのサービスには期待してない。
白河系では麺が太くてやや硬目なので「海(かい)」が好きだったのだが、多分この系統のほうが好き。スープを含めるとたぶん「とら食堂」より上ってことはないけど麺だけなら私的には上。白河遠征を計画しなくては。
で、やたべの創始者の人はとら食堂に修行をお願いしたそうだけど弟子が多く居たためとら食堂のお弟子さんのお店で修行させてもらってから開店したらしい。ということでとら食堂の遺伝子も受け継いでいるお店といえよう。