晴れたり沼ったり

へんなものに沼ることがあります。

杭州飯店 @ 燕三条

燕三条の背脂系は力強い太麺、罪悪感も感じる背脂という当たりが好きで東京あたりでもここのインスパイア系も結構あって何店かは行ってる。

でもまあやはり本家本元はどうなのか?というのが気になるので杭州飯店へ行くのは長年の課題の一つだった。

背脂はメニューには書いてないけど鬼脂とかは頼めるっぽく他のお客さんに出してるような声は聞こえた。注文は家系ばりに結構大人数で複雑な注文をしても全部覚えていてソートして復唱してくるあたりはお見事。その時の若い衆はまだ熟練不足なのか、5,6人のテーブルは多分店主さんと思われる始終にこやかな方が俺が行くよとかいって注文を代わって受けてた。いい雰囲気。
麺のほうは太麺の歯を一部抜いて2本繋げたみたいな麺でユニークだけどあんまりおもしろくはない。インスパイア系だと手打ちっぽい感じのところが多いし、そちらのほうが楽しいのでこれは物足りない。でも元祖だけにここは変えないところかなあ。

スープは煮干し系+背脂の割には意外にあっさり。くどさもあんまりない。玉ねぎはやはりいい仕事してる。
全体的には発祥の地というワクワク感が高すぎて期待値とマッチしてなかった感はあるけど、冷静に見たらいいのかもしれない。

せっかくなので餃子2個400円も頼んでみた。皮が厚いのは好き。なかみは野菜餃子で噛むとぐにゅっと潰れるくらいのやつ。まあこれはこれでいいのだけど、餃子は肉餃子が好き。自分で作るときは肉4海老3野菜3位で混ぜてる。

 

満足度: 5