西荻の細い路地にある住宅を改造したような店舗。
かなり前から気にはなっていたのだがやっと行けた。
こちらは限定の在来種(京都の筒川)というそばを使ったものだということで外一らしい。普通のざるを頼んだらまだ限定ありますよと言われてそちらにしてしまった(←限定に弱いやつ)
ネットとかで見ると粗挽き引きぐるみに近いようなそばも出てくるがこちらはややメッシュ粗いものも混じってそうだが舌触り滑らか。ノーマルはまだ食べてないけれどそちらは引きぐるみ粗挽きかもしれない。
香り、味は申し分なくいい感じに引き出されている。水で締めすぎということもない。
つゆは西か九州のようなかなり甘いもの。だしは濃いのだがそれ以上に甘い。塩分濃度は適切。私的には塩で食べたくなったがテーブルには塩や調味料類はおいてない。(京都のそばなのでつゆも甘いのを用意しているのかもしれないが、それは考えすぎ？)つゆは甘いのでわさびを乗せて手繰ったときの相性を見据えてこれにしてるのかもしれない。
そば湯もわざわざ作っているタイプで結構濃い。こちらも濃いので甘いつゆにも相性はいい。
こちらはメニュー。ノーマルなざる、冷かけ、辛味おろし(ぶっかけタイプ)は食べてみたいな。気まぐれでうどんもあったりするらしい。
蕎麦前もいろいろあるのでもう少し通って見るかな。蕎麦がき、玉子焼き、天ぷらは食べてみないとナ。
ネット情報だと同じ西荻の鞍馬で修行されたそう。鞍馬はまだこの付近に住んでない40年弱前に一度行ってたいしたことないなあと思ったので引っ越してきても一度も行ったことがなかったのだが、このお弟子さんを排出できるなら実はレベルは高かったのかもしれない。そちらも再訪しなくては。鞍馬もつゆ甘いのかな....
帰り際にはじめて行ったのにお年賀をもらってしまった。中身は七味。テーブルにはないのに七味なのか。美味しいそばの時に七味を使う習慣は無いので卓上に七味がなくて困ることはないのだが。
