しかし暑いなあ。4月でコレじゃこの夏は冷房の効いた部屋に引き籠もらないと越せないぞ:-)
気が付かない間に西荻窪にちょっとおもしろそうなカレー屋さんが増えてきた*1。
ちょっとフォローを始めねば....
昔からフレンチカレーSPOONとかオーケストラとか大岩食堂とかあって、純インド系のカレー屋さん(ガネーシャ、シタール)もあったが、
タリカロが出来たあたりからかもしれないが、下北系かと思われるちょっと個性的なカレー屋さんがたくさん出現していた。
週イチくらいのペースで新しいところとまだいってなかったところをチェックしてみる予定。
まずはココ。「トネノカレー」夜はバーなお店を昼間間借りして営業しているスタイル。イケるとなったら場所を変えて出店するのかな?店名由来は刀根のカレーらしい。
二種あいがけで1400円が基本だが限定で出されている左側のサグキーマはベースが100円アップなのであいがけだと1500円。右側は黒酢のポークビンダルゥ。
間借りなのでここで仕込めないから注文があるとスパイス類を加えて別な場所で仕込んだものをお湯で割って馴染ませてから出すという工程を踏んでいるような気がする。
スタイル的にはスパイスカレー系でインドでも小麦粉カレーでもスープカレーでもないが比較的サラサラ。スパイス使いも激しくはなく結構ジェントル。サグのほうは少しスパイスがホールで入っているのもあった*2。サグとはいえそれほどほうれん草は全面に出てこない。ビンダルゥのほうは独特の酸味が楽しいがこちらも控えめでどちらも旨味重視と感じた。
あいもりの土手になっているのは手前が玉ねぎのアチャール、奥が見えにくいけど「ひじき!」のクミン風味と独創的。テーブルには辛み重視のスパイスと香り重視のブレンドスパイスがおいてあった。
なかなかおもしろかった。が、なんというか超クセ球ではないので、中毒性はない。
限定は変わるはずなんだけど、残りの 2種はいまのところ先発固定のようなので、合盛りを食べちゃうとまたすぐに行って何を頼もうかという感じにはならないのは間借り営業だからしょうがないところかな。
メニューはこれ。飲み物もある。
お店の入口はこちらで2F。
満足度:8
*1: 勝手に西荻の下北化と称している(カレーの話だけだけど、ライブハイスはあるがファッションや劇場系やレコードショップはないはず)
*2: ホールスパイスをそのまま使ってるので驚いたのは新大塚のカッチャルバッチャル。随分前なので今も同じスタイルかどうかはわからないけど、一口かむごとにクミンやフェンネル、アジョワンがつぶのままガリッときてシュワーと香って来て驚いた。なんとカルダモンもホールで入ってた(これは一回なんかでわってあったかもしれない )記憶。