晴れたり沼ったり

へんなものに沼ることがあります。

愛用キャンプアイテム part ? Mountain Equipment Dewline 35

これ(右)は25年以上使ってるかな?いやもっとかな。

当時としては少なかったボックス構造、弾力素材が使われていて少ない羽毛量でも体にフィット、ファスナーを廃して冷気侵入を防ぐとともに軽量化、圧縮性を高めるという先進的な設計だったので購入。これで寒い時はゴアのシュラフカバーなどで対応してたけど北海道の春秋あたりだと流石に寒いのは致し方ないところ。本州のキャンプで防風性の高いテントなら晩秋くらいまではいけた。ファスナーが無いのでゴアのシュラフカバーに入れたまま畳んだり丸めたりせずにギュッと押し込んでしまうこともできる。

 

でも、今年はこの秋に北海道でキャンプ予定なので、0℃くらいまでは対応する必要があるのでモンベルのダウンハガー650 #2 を購入。

秋の北海道だと若干オーバースペックかもしれない。本州の冬キャンとかしてみるかな~

モンベルからはシームレスダウンハガーというシリーズが2年くらい前から?出てる。ボックス縫いも不要というスパイダーヤーンで羽毛を絡めて均一化するという特許までとってるやつが設計思想としては面白そうだったのだけど、店頭で見るとヤーンに絡め取られてないフリーの羽毛が下部にたまり放題に溜まって偏ってたりする。使う前に逆さにしたりすれば治るかもしれないけどさすがにあれはダメなんじゃない?と思って手は出してない。モンベルは自信満々のようでシームレスじゃないラインは売り切れ次第廃止の方針のように思えるし高フィルパワーなライン(800)はシームレスシリーズしか無くなってしまった。シームレスでないダウンハガーシリーズはインナーアウターともに伸縮性の素材を使ってて寝袋なのにそのままあぐらがかけるというシロモノ。これは入手しとかないと後悔するなあと思ってポチってしまった。

温度的にはDewlineとレイヤードすれば#3でも良さそうだったけど首の周りからの冷気抜けを防ぐネックバッフルとジッパー部分のドラフトチューブがないあたりがいまいち。余分なジッパーがついてなければそもそもドラフトチューブなんか要らないのだがないものはしょうが無い。

だいたいシュラフカバーにジッパーなんてついてないのになんでシュラフにフルレングスのジッパーがつてないといけないわけ?トンネルフードとかもついててドローコードで閉めるタイプじゃないので完全ジッパーレスは構造上無理だけど、フルレングスで左右別タイプなら連結できるというのは山用のシュラフとしてはムダ。重量、収納性、保温性のどれをとってもジッパーは弱点なので肘くらいまでの長さにしてほしい。100歩譲って腰位までだなあ。

 

秋の北海道キャンプにはDewlineと#2と両方持っていく予定。感想はそのときにまた。