晴れたり沼ったり

へんなものに沼ることがあります。

Thinkpad X1 nano キーボード交換編 part2

USキーボードのほうが使いやすい体質になってしまってるというのは完全な底無し沼にハマってるのは間違いないのだが、いまさら体質変えられない。

 

Thinkpad愛好家なのはちゃんとトラックポイントが付いているということはもちろんだが、ハードウェアメンテンナンスマニュアルもちゃんとダウンロードできるようになっていて自己責任ながらパーツが入手できればほぼなんでも修理交換できるところが素晴らしいからだ。分解する時も割れやすいとか特殊な工具は要らなくてほぼネジ止めだ。

(ちょっとは両面テープとかあるけど丁寧に剥がせばまた再利用できる程度。)

というわけでバラしたパーツ類の中間状態。このあとはアンテナ系、システムボード、スピーカ、LCDなどもバラす必要があった。

昔のタイプのなら5分以下で交換できたんだが.... HDD(SSD)も同じく5分もあれば交換できるというモジュール性が素晴らしかった。軽薄短小化のためにはまあやむをえまい。だいたいキーボードを交換しなくちゃいけないというニーズは世間的にはほとんど無いわけだからなあ...

 

ともあれ交換完了。正味4時間位かかったかな。キーボードを固定するネジが多すぎ。「あれ動かない!」でバラしたりするのはいやだったのでインフラ設備のサーバー作業並みにチェックしながら進めたからというのもあるけど。肩凝った....

キーボードのネジはこんなにある。まあ、このおかげでふにゃふにゃ打鍵感が少ないわけなのでしょうが無いけどね。

ちなみに超超チャイナ全開なgen3キーボードだったので余分な金具がついていた。そこは黒じゃなくて少し長めの銀色のネジになってて使い回しができないので交換した日本語キーボードの方から少しネジを拝借した。ま、もともと一体型じゃなかったらネジは全部移植する必要があったわけだからある程度はしょうが無い。

これは交換するUSキーのパームトップ側。軽いです。さすが。

 

完成!

 

ちなみメンテナンスマニュアルには記述がないが、ファンの吹き出し口には整流する目的のようなプラスチックパーツ(下の写真の中央部分)

と、ファンクションキーの上の空洞っぽい部分には凹み防止か音響制動かなにかの目的のようなゴム棒が2本(下記の黒っぽい2個の直方体)がついてましたのでこれらも移植した。ゴムのほうはなければ少し軽くなりそうだけど目的がわからないだけにはずしてもOKとまでは判断できなかった。