晴れたり沼ったり

へんなものに沼ることがあります。

evernote アップグレードしろしろとうるさすぎ

先月末に年間プランが切れたとこなのだけど、

evernote アップグレードしろしろとうるさすぎ

 

値上げ騒ぎ、買収騒ぎの前に去年の今頃から自動延長終了を通知してたけど、アップグレードしろしろとうるさい。

フリーミアムモデルではフリーである程度快適に使える状態でユーザを取り込み、そのうちのある程度の割合の人が有料追加プランをしてくれ、そのうちのある程度の人が Evangelist となってユーザの裾野をさらに広げるというモデルだったはずだけど、こんだけ制限だらけでかつうざいと、新たにevernoteを使い始める人は居ないだろうなあ。

最初の頃に有料プランで追加される機能や開発された機能は本当に便利だと思ったけど、途中からそんな機能誰が求めてるんだよ?というのばかり開発されるようになってきた。あくまでノートなのであって、タスクや連携ツールなどのコラボツールにしようという試みは読み違いだったのだろう。seeds より needs が重要だった典型かつフリーミアムモデルの失敗例として歴史に名を刻むアプリになるのではないだろうか。

 

ワタシなんかHP200LX以来の電脳パンツ派なので、evernoteの永年契約プランがあったら買ってもいいと思うくらいのevernoteファンだったのだが、今は嫌悪感すらある。一度にexportできるノート数を制限するのなんて情報ツールとしてはあり得ない。

ワタシはnotionに移行しちゃったからサービス終了になっても困らないが、少しでも移行障壁をユーザが感じてる間に下記の条件を備えた evernote reborn を出したらどうか?文字認識は他の無料や安いノートと区別化するのに必要。これをいれないなら月額100円がいいとこ。

・現行のデータが移行できる

・月額300円程度にする。

・連携やタスク的機能、共有などは要らないからノート機能、webclip機能、PDF機能、文字認識機能までは備える。

・同期制限は無制限とはいわんがせめて10台位に緩和

・月間10Gも要らないけど20Mは少ない

 

現行の個人向けの有料プランだとこんな感じ。全然使いたい機能が無いのに高いわけだ。

personal   pro  
同期できる端末数の制限なし 20 GB の月間アップロード容量で 2 倍のコンテンツを保存
10 GB の月間アップロード容量 ホーム画面のすべてのウィジェットとカスタマイズ機能
200 MB のノート上限サイズ 個人用と仕事用両方の Google カレンダーアカウントと連携
ホーム画面のカスタマイズと追加ウィジェットの使用 タスクの作成、管理、割り当てができ、進捗もらくらく把握
メインの Google カレンダーアカウントと連携 ブール演算子を使った高度な絞り込み検索
タスクに締め切り、リマインダー、通知を設定 位置情報でコンテンツを検索
タスクを一元管理できるタスクビュー ノートブックを PDF としてエクスポート
モバイルとデスクトップの両方でオフライン利用 Slack、SalesforceMicrosoft Teams などの人気ツールと接続
画像、文書、PDF 内の文字検索    
カスタムテンプレートの作成    
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