ラーメンブームの初期の頃の東京の大人気店の一つが桂花だった。
新宿に3店舗以上もあってどこも行列していたような記憶が(いまも4店舗あるが場所が微妙に違うような?)。
その当時の一番人気は太肉麺だったが私はほぼ「阿蘇」の一択で頼んでいた。今回下調べするまで知らなかったが阿蘇は東京オリジナルらしく、本店や熊本内のお店にはないメニューだった。酸味が強めの高菜炒めとひき肉が阿蘇のアピールポイントでそこが好きだった。で、ここにはないので、高菜(1060円税別)を注文。
店員さんは「当店の麺は固め歯ごたえよく調理しています」という呪文を唱えていた。東京では書いてあったけどいちいち言ったりしてなかったようなキオク。東京の店で食べたときはバキボキ感もあったけど、ここは比較的食べやすい硬さに。
スープは同じような感じだけど工場製かもしれないなあ。あと阿蘇の酸味が入ってないので雰囲気はだいぶ違う。
チャーシューも工場製っぽい感じのものでまあ今ひとつだった。
メニューはこんな感じ。ゆず塩とかコーンラーメンとかあるのはなんだろう。
一度は熊本県内で食べようと思っていたのでその点は良かったが本店で食べるとちょっと違うのかなあ。でも、東京オリジナルの阿蘇が今は食べてみたい。そのうち行かなくちゃ。近所に桂花出身のひごもんずがあるが、阿蘇みたいなのはない。ただ東京の桂花は劣化が激しいという人もいるので思い出のままにしておいたほうがいいかなあ。
満足度: 7