朝霞にあったころから行かねば... という店だったのだけどいつも行列していたりして実家方面なのでいつでも行けそうと思ってスルーしていうちに閉店してしまった。
みずほ台に移転して再オープンしていたのも気が付かず放置してきたが、昨年くらいに気がついたのでマークしていたが、また放置。昨日やっと行ってきた。
店内はネコのポスターだらけで券売機もボタンがネコになっていて驚くが、ラーメンのほうはトップクラス。
店内に入ると「まず席におつきください」→ 「眼の前のメニューを御覧いただき注文を3つの枠から一つづつお決めください」→「青いトレーにお金を入れていただきお待ち下さい」などというやり取りがあるのが普通のお店の流れとやや違うのがちょっぴり戸惑う。ワンタンメン 旨ダシ塩、オプションはなしをセレクト。これで1000円は今どきのラーメン価格としては安い。
カウンターの上には立っても中が覗けないような壁ができているのでどのような調理が進んでいるのか見られないのがちょっと残念。
調理中からメニューでは鶏ガラとなっているけれど、丸鶏っぽい旨味たっぷりそうな香りが立ち上ってきてワクワクする。
旨ダシ塩はちょっぴり白濁なので、鶏白湯と魚介出汁のブレンドなのかな。一番人気は鶏白湯となっているが、他で食べるとこってりすぎて単調だったりするので旨ダシ塩にしたのだが、これがまさにストライクゾーン。鶏は突出しているものの単調じゃなく飲み飽きない。塩分もいい。頼めばあとからでも調整できますよーと言ってくれる。食べ終わったあとも塩分とかはどうでしたか?と聞いてくれる。スープも少ないので3/4位飲んでしまった。アフターも長くていつまでも余韻を楽しめる。変えるときに店主さんに朝霞時代と基本的に一緒なんですか?と聞いたら日々改良を重ねているので進歩してますとのこと。春木屋理論ですかね(*1)。
チャーシューは鶏チャーシューで小さめ。これは温かいうちにできたら食べてくださいといってくれる。これは若干しょっぱかった。
味玉ハーフも単体でも旨いしスープともマリアージュして美味しい。鶏つみれは柔らかめで塩分も軽いがじわっと旨い。ワンタンはタピオカ粉を混ぜて、しいたけ、エビなども入ってますよと教えてくれるがこれも皮が厚めで美味しい。ワンタンというより水餃子かな。
麺のほうはスープを絡めるということに主眼が置かれているので存在感はやや少なめ。量もやや少なめだが、個人的にはこの量でいいかな。若干柔らかめだがヤワヤワまではいかない。このスープなら麺硬めでとお願いしなくてもいいかなあ。
麺好人種としては麺もなんらかの存在感がほしいところもあるけど、ここはこれでいい。いままで放置してきてゴメンナサーイ。限定スープもあるのでまたたまには行かねば!
満足度: 9
*1: 春木屋理論そのものは支持するが、実際の春木屋においては進歩してるのは値段だけじゃないか説を私的には唱えている。実が入ってるとは言い難いワンタン麺で1350円だ。