前にちょっと言及した「無量寿」はこちら。

通常は生卵もここに載っているのだが、子供時代に生卵は危ないと刷り込まれた同行者が居たので別皿でもらったのでここには入ってない。
無量寿はここが発祥らしく、ほぼ釧路地方のみにあるそばメニューだ。たぶん本土にはなく、北海道に数カ所あるかもしれないがこのお店とその系列の出身者とかになるんじゃないかな。
無量寿はそもそもはごま油の商品名なのだそう。で、釧路の東屋系では、
・水で締めたそば
・少量のそばつゆ
・ねぎ、のり
・生卵の黄身
・ごま油(無量寿というブランド)
という構成のものを無量寿として提供している。
まぜるとこんな感じ。ラー油蕎麦のルーツかもしれない。

私が食べた感じだと(生卵別皿と言ったので忘れられたのかも?)そばつゆは少なすぎて生卵麺みたいな感じだったが、そばつゆもう少し多め、ごま油もちょっと多めくらいのほうが良さそうな?だが、ともかく釧路独特のこの麺を食べられて参考になった。そばはどれも更科ベースだ。なぜ釧路で更科が主流なのかは相変わらず謎。
あと、混ぜる前の麺をみるとたしかにちょっと緑色。
緑はこのURLの記述によると、今はクロレラでわざわざ付けているらしい。さらにこの中の記述によると「かんだやぶそば」では「新蕎麦の時期以外でも新蕎麦風に緑にするために「そばもやしの絞り汁を練り込んでいた」」のがここでも緑をこだわっていた理由だそう。ググるとかんだやぶそばではクロレラを練り込んでいるとしているページがある。事実は確認できないがそうなのかも。
あと、もう一つこのへんのソウルフードとしては「かしわ」「かしわぬき」があるようだ。同行者が頼んでくれた「かしわ」はこんな感じ。

要は鳥南蛮だけど、鳥が親鳥で結構硬いようだ。かしわぬきはこれのそば抜きだ。ぬきまではわざわざ用意されてなくとも親鳥を使ったかしわそばは北海道では比較的多く分布していると思う。山形で鳥中華というと親鳥なので、東北くらいまでは分布してるかも?
東屋でフルコース(特製品コース)というと、かしわぬき、茶そば、蘭切り(卵黄)、そば寿司のセットになるらしい。
メニュー写真はこちら


ちなみにこんな庭園もあって、ここが見られるような座敷もある。

こちらは到着時(もう13時位だった)の行列の様子。この建物はホールと称されていて座敷とは別の行列になっている。13時位だったけどビジネスマンっぽい人も居たのが不思議。ホールの方にはかなりテキパキとオーダーや配膳をこなしているお姉さんが居て雰囲気がよい。
満足度:6