キャンプに行くと
・多かれ少なかれ「飲む」
・多かれ少なかれ「食べる」
・多かれ少なかれ「疲れている」
というのはほぼ確実で、さらに北海道で秋口だったりすると
・寒いのでシュラフでぬくぬくしよう!
ということになる。寝ちゃってもいいように概ね片付けてはいるのだが、テントに入ってまだしばらく起きてるつもりで ヘッドライトかテント用のLED照明を点けたままゴロゴロしてると、かなりの確率でそのまま寝落ちする。
するとLED照明が朝まで点けっぱなしなんてことになる。
自動消灯するやつがあればいいと思っていて時々探してたりするのだけど案外無い。
リモコン付きクラスのになるとついてるのもあるが、高かったりデザインがイマイチすぎるやつだったりして買ってない。
「ないならば作ればいいのさ」ということで自作してみた。
最近デジタルな人なので、raspberry pi/pico とかで作ろうかと思ったけど、タイマーといってもアバウトでいいので、それなら懐かしの555の出番だということで部品を取り寄せてブレッドボードに組み立てた。

最初は 電池の 3V->5VのDCDCコンバータ、最終段は専用のLEDドライバICを使うつもりだったのだけど、テント内での寝る前タイムだからあんまり明るくなくていいかなということで、555の出力ダイレクトもテストしてみたが流石に暗かった。3V電池駆動なので、2.5Vしか出ないからやむをえまい。
LEDドライバは大げさなので、ENコントロール付きの理想ダイオード素子(XC8111)でコントロールすることにした。昔ならディスクリートで組むとこだが便利になったもんだ。
あとはブレッドボードから基板に移植してケースを作るのみ。
の、はずだったんだけど、実戦で使う予定の定数のRとCに変更したら、Cの漏洩電流と思われる原因でオフにならない....
いくつかRとCを頼んでチェックすることにした。XC8111のENとXD555(CMOS版 555)のoutは念の為100k位でプルダウンしとこ。ノイズで誤動作する可能性もありそうだからな。あと、フツーの電池じゃないので出力ノイズもすごそうなので電源パスコンも入れとこ。

で、出来た。約50分位点灯して自動で消える。
消えてる時の消費電力は少ないけど、SW付きの電池ボックスを調達したので、切っておけば誤動作や待機時の電池消費はない(このリチウム型の1.5V電池自体にはSWはないので待機電力で消費してるんだが)。
点灯時も使ってるのは高輝度LEDだがメーカーと違って明るさを競うというより、ソロテント内がぼうっと見えればいいかなレベルにしたつもりなので、キャンプツアー3週間でも充電無しで持ちそうな気がする。
基板はこんな感じだ。左のICが555、真ん中のチップが理想ダイオードXC8111、右端が秋月のLEDチップ2個付け。ケースが半透明素材かつ積層型3Dの特性上綺麗に透過しないので逆にいい具合に光が分散してくれる。

ついでに、ベッドルームの枕元ライトも同様の理由で夜間点けっぱなしになっている。3WのLEDなので電気料金が〜〜という話ではないが、明るいと目覚めやすいのでもっと弱い光でいい。こちらはUSB給電だ。オフのときもぼーんやり黄色に光るようにしておいた。

3Dプリンターの出来が悪くて球体フードがざっさがさなのがちょっと悲しい(これでもちょっとはサンドペーパをつかって研磨した)。
こっちは3-40分位で比較的短め。
寝る前にスマホで遊んで値落ちするまでの時間とか夜中に手洗いに行く時とか用だ。
電源が5VなのでLEDは直接555でドライブしている。
こちらはコンデンサに大きくてもいいからと電解系の使ったのでコンデンサの漏洩が多くて、時間が計算通りにならないので結構試行錯誤した。しかも本当は555は電源電圧によりタイマー定数が変わらないのが特徴のひとつなのだが、漏洩電流は当然電圧によって変わるので使うDCアダプタによって時間も変わったりしてしまう。
ちゃんと作るならコンデンサはムラタとかの積層セラミック一択だなあ。DCDCコンバータで昇圧/減圧するのもいいかもしれないが。