つぎはこちら、七兵衛へ。国道を離れた田舎道だがそば店がぽつぽつと連なっていてこちらもそば街道(全部で山形内で9つあるそうだ)の一つにある。ここまでの道の左右には除雪した雪が高く壁のようになっていた。駐車場もたくさんあり、開店の20分後くらいだったが3組目位だったかな。でもそのあとどんどん増えてきて相席になってきたりした。人気はあるようだ。


入口のすぐ奥が調理場になっていておじさんがずーっとそばを切っていてトントントントンとリズミカルな音が響く。それでいて出入りするお客さんへの愛想のよい挨拶も欠かせずやっていた。その時は麺の太さが変わってしまうかもしれない(今は閉店してしまった讃岐の宮武のおじさんの麺切りをちょっと思い出してしまった)。
このお店はそばはワンメニューで食べ放題1500円しか無い。上の写真の丼1つが本来のサイズだが、言わずとも最初からおかわり分がついてきてしまう。おかずもいっぱいあって、ここでもそばはご飯の変わりなのだなあと感じる。わんこそばと違って放っておいてもどんどん来ることはなく2杯目を食べ終わる頃におかわりどうしますか?と聞いてくれる。要りませんというのもちょっとアレだなと思ったので半分サイズをおかわりに貰った。最後の頃は塩(*1)で食ったり唐辛子まぶしで食べたりと味変してしまった。
蕎麦自体はまあまあの香りだが硬すぎるかも。うまみもいまいちだが、飲み込んだりしないでモグモグと噛んで食べるべしみたいに蕎麦が言ってるような気はした。ここまで来てやっと山形の田舎蕎麦の楽しみ方が分かってきたような気がするけど、そばと塩だけでも美味しい世界のほうが好きだなあ。こういうそばの食べ方を否定するつもりはなく、私はこれじゃないほうが好きというだけの話なので山形の板そば系が好きな人には怒られそうなこと書いてて申し訳ない。(もし私が山形育ちだったら、こういう蕎麦の信奉者になっていたかもしれないので、文化圏の違いということでごめんなさい)
このお店は大根のしぼり汁にカエシを好きな量を入れて食べる方式だ(長野のおしぼりうどんみたいな方式)。タレ直接ではさすがにしょっぱい。塩単体だとそばの旨味不足なのでうまい蕎麦なら塩だけがベストというパタンには当てはまらない。

ついてたオカズ類。煮こぶと名前のわからない山菜が美味しい。この店の黒キクラゲはトウガラシじゃなくてねり和がらし。きくらげ自体に味はほぼ入ってないのでそばつゆに付けて食べる想定だったかも? ネギもかなり大量。何倍もおかわりするような想定かなあ。ここはわさびがない。一味唐辛子は置いてあるのでこれで味変せよということだろうな。

お店の外見。この街道のお店はだいたいこのように階段を上がったような感じに作られている。雪の関係だろうなあ?
満足度: 4 (上の方に書いた通りで個人的趣味に基づいた満足度)

駐車場付近から道の反対側の谷間沿いの風景。まだまだ雪化粧だった。
このあと肘折温泉へ行ったがgoogleのナビでがけ崩れのルートを紹介されてしまって焦って迂回したが、そんなに遠回りでも無かった。
*1: 塩はこのお店のために持参してた。
今日のおまけ: 千駄木付近を歩いていたらトマソン物件を発見。
わかりやすい場所だしトマソン化した理由も明白に推測できるので超々初級物件だけど。住居表示のオレンジ色のガムテープはなんだか気になる。
