東京東端付近に所用があったでついでに寄ってみた。すずめ食堂。駅からも至近だ。
「味玉濃口中華そば」で1070円。昨今の価格事情ではこんなもんでしょう。
濃口というとタレ多めなのかと思ってしまうがここのはスープ濃度が濃口のよう。
塩分は若干濃いめ程度だけど、濃度的にはこってり系のつけ麺のつけ汁にありそうな濃厚な感じ。魚粉も使ってるかも?という節系の強さは好きなタイプだ。
辛子高菜ならぬ辛子野沢菜がテーブルにあって好きに入れられる(まあまあ辛め)のだがちょっと入れたくらいではびくともしない厚みがある。同じように煮た柚子皮が入っているのだけどこれもそれを食べたときでないと風味を感じないくらい濃厚なスープだ。
麺はちょっとボソボソした感じでスープの絡みはいいが、単独ではちょっとつまらない。ちょっと天下一品の麺に煮てるような感じもある。全体のバランスを考えるとコレなのかもしれないが、手もみかあるいは博多系のストレート極細系とかもあったら変更してみたい所。
具はチャーシューは3種はいっている。軽く炙ったバラ肉系のやつが一番好きだがこのあたりは人それぞれだろうか。メンマは細めだが結構美味しい。メンマトッピング追加も250円と高めだが、頼んでもいいかもと思わせるレベル。オプション(120円)の味玉は白身も一部固まってないレベルの半熟でスープと黄身のマリアージュでさらにランクアップするタイプだった。
外見はこんな感じでノーマル。看板は年季がはいってるように見えるが、雨も当たらない位置なので最初からこんな感じに書いてある模様。確かに下町、中華そば、食堂あたりのキーワードにはマッチしてる。
メニューはこんな感じ。限定もあったようだがどんなのだったかチェックし忘れ。
濃口じゃないほうも美味しそうだし限定は気になるし味噌濃口も気になるしで曳舟(または京成曳舟)に降りたらまた来てみたいお店だ。
満足度: 8
脱線するが、このお店の並びにはこんな店名のお店が.... ま、そうなんだけどさ.....